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執筆者の写真AKIVARK

【カリフォルニア不動産マーケット 2020年10月】

更新日:2020年11月27日

いつも当サイトにお越しくださり誠にありがとうございます。


例年ならマーケットは大きな上昇がみられない、落ち着く10月ですが、今年ばかりは

まったく!違った様相をみせています。


10月は大統領選を控えて、景気の動向をうかがっていたこともあると思いますが、

一部カウンティでは、価格の上昇は頭打ち?停滞?気味です。

戸建てと50万ドル台前後のコンドミニアム・タウンハウスは、かなりのセラーズマーケットです。


「値下がりしそうですか?」

と、ご質問を多く受けるのですが、その兆候は・・・

「ありません!」今のところですが・・


6月から20%も上昇していますから、今後大きく下がっても、今年6月の価格くらいでしょう。

また、市場価格が20%もの下落がみられるほど景気後退ですと、ご自身のファイナンスも、もしかしたら・・・辛口コメントになりますが(-_-;)

先のことはわかりません。しかし、数年後から10年後のインフレ上昇とマーケットの上昇を考慮すると、一旦下がっても、「購入できる力があるうちに購入する」という資産運営をお勧めはしています。



中古物件販売数 
7月昨年比 プラス6.4% → 8月 昨年比 プラス14.6%
⇒9月昨年比 プラス21.2% 
⇒10月昨年比 マイナス1.3%

販売価格中央値 
7月 昨年比 9.6%↑  → 8月 昨年比 14.5%↑
⇒9月昨年比 プラス17.6%↑
⇒10月昨年比 プラス19.9%↑

戸建販売価格中央値 6月$626,170 ー> 7月$666,320->
8月 $706、900記録更新!
▶▶▶▶ 9月$712,430 続いて記録更新
10月 $711,300


9月よりも数百ドルほど下がっていますが、70万ドル台をキープしています。



販売戸数も住宅ローン金利の低下の影響もあり、大変増加しています。

販売戸数 
6月 339,910戸 ⇒ 7月 437,890戸          
⇒8月 465,400戸  前年比 プラス14.6%
⇒9月 489,590戸  前年比 プラス21.2%
⇒10月 484,510戸  前年比 プラス19.9%

成約までの日数

約10日!

販売開始からすぐに売れてしまう現状は、以前続いています。






【前月8月はこちら▼】



販売在庫の期間は、わずか2.0か月
販売価格以上に売れているのも10月の特徴!





販売希望価格に対する成約価格の割合 102%
=2%上乗せされた価格で成約!

【銀行の貸し出し状況はどうなっているか?】
・低金利続く今が買いのチャンス! 平均約2.83%!

低金利をとれる要素として、

大前提は、1,安定した雇用  2.安定した収入

失業保険をもらっている人や、ローンの支払い猶予を申請している人のリファイナンスやローンでの購入はほぼ不可能です。


そろそろ、固定資産税の支払い時期

固定資産税の支払い・・・第一期 12月10日まで猶予

ここで売り急ぎたい物件が出る、または年明けから売り急ぎたい物件がでることによって

供給過多になるのでは、と思っていましたが、そこまでの景気後退はなさそうです。


まだ大統領選の結果が保留されていることからも、来年の2月ごろまでは現在のような

好条件の物件にはバイヤーが集中するのではと予想しています。



現在の米国不動産マーケットは、

とにかく動きが速いこと&資金力!

在米の方は、資金の準備と書類の準備をしていきましょう。


そのほか主要なカウンティの情報はこちらからどうぞ!


▼オレンジカウンティはこちら▼



▼ロサンゼルスカウンティはこちら▼




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