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2022年4月のマーケット情報についてお伝えします!
4月のマーケットの特徴は・・
1. リスティングの数が販売戸数を1年11か月ぶりに超える
2.1.に伴う販売在庫不足の解消のきざし
3. 住宅ローン金利が急上昇 バイヤー足踏み?
4. しかし、価格高騰は変わらずー記録更新
という状況でした。
住宅ローン金利が急な上昇は、30年固定金利が5%から5.375%を推移しています。
バイヤーが買い控えることを心配するセラーによるリスティングが加速していると思われます。
まずは詳しくみていきましょう。
販売価格中央値 昨年比8.7%上昇 記録更新!$884,890
販売戸数は昨年と比べると減少した印象です。
419,040戸 前年比 -8.5%
しかし、過去の推移をみますと、販売戸数としては依然高水準です。
成約までの日数
約8日!
例えばオープンハウス後、または販売開始後にすぐに複数オファーが入り、成約となる傾向は続いています。
販売在庫の期間はわずか1.8か月
販売戸数が微増、在庫不足は続いていますが、改善の方向にありますね。
販売希望価格に対する成約価格の割合 104.2%
販売価格よりも4.2%高値で取引=記録更新
およそ72.8%の販売物件が、オファー価格よりも高値で取引されています。▼▼▼▼
アップデートされている手ごろな価格帯は、購入オファーが複数入り、必然的に価格も上昇して成約、となる傾向は続いています。
先月同様”一時の停滞はみられる可能性はあるものの、大きな崩れはない”と思われます。
現在の価格高騰の傾向は”リスティングの戸数が少なく、集中しすぎ”であることが原因です。
しかし今月、2020年5月以来1年11か月ぶりにリスティングの数が販売戸数を超えました。
オファーが集中する傾向は減り、バイヤーはより多くの物件を選ぶことができるようになるでしょう。
セラーマーケットには変わりませんが、1件に数十件ものオファーが入る、ということは少なくなるのではと思われます。
コロナ前の
価格が年に数パーセント上昇
バイヤーとセラーにとってバランスの取れたマーケット
になるためには、”New Active"=リスティング戸数と販売戸数の開きがでてほしいです。
目安として、販売在庫の期間 が現在1.8か月ですが、
販売在庫の期間 2.5か月
Days on Marketが
20days
に近づいていくかどうか、注目しているところです。
オファーをすぐに出せるよう、在米の方は、資金の準備と書類の準備をしていきましょう。
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