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執筆者の写真AKIVARK

【カリフォルニア不動産マーケット 2020年5月】

更新日:2020年6月17日

4月中古物件販売数 昨年比 -30.1% → 5月 昨年比-41.7%

4月販売価格中央値 昨年比 -0.6%  → 5月 昨年比―3.7%


注目いただきたいのは、[Sales to list price ratio 99.7%]

ほぼセラーの希望価格で売却されている

ということになります。


また、このページ下の資料から、Days on Market =17日と、コロナ前とほぼ同じ期間で買い付けられている点から、積極的なバイヤーが引き続き存在するということが言えます。


価格帯やエリアによって差が大変ありますが、都市部のもともとの人気エリアは

複数の買い手がオファーをしている状況です。



Pending Sales(購入オファーを入れて、販売保留となっている数)は5月に入り、V字回復をしています。


確かに、販売件数は減っていますが、販売価格の大きな下落は見られず=例年の冬のマーケットがずれこんでいる、逆に購買意欲が高まっているといえます。


現在が「底」とは言えませんが、二番底がいつ来るかに注目しておきたいと思います。


それから、現地の購買層の分析としては、シンプルに

低金利の今が買いのチャンス! 平均約3.2%!

低金利の今、そして雇用が不安定になりそうな現在、審査が通るうちに買ってしまおう!

という心理が働いているようにとらえています。


クライアントさんも、この低金利の時期に無事購入できました!


【今後の展望】

活況となるエリア差が大きくなるだろう。

(都市部と地方)

8-9月以降に、高価格帯の差し押さえ物件が多く出回るか、雇用次第

高価格帯を狙う安定収入のあるバイヤーは秋以降チャンス到来?


さらに詳しい地域情報を知りたい方は、お問い合わせください!











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