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執筆者の写真AKIVARK

【テナントつき物件の注意ポイント】そのテナント、賃料未払いかも⁉️

物件探しの際には、「テナントつき物件」と聞けば、どなたでも「安心!」されると思います。

購入後の空き室リスクがないので、すぐに賃料も入る、とても魅力的ですよね。


しかし、そのテナントさん、

定期的に賃料は支払われてますか?

もしかしたら、このコロナ禍ですし、賃料が未払いになっている投資家の方もおられるかもしれませんね、、、テナントさんも健康に過ごすこともできる元の日常に戻るよう願うばかりです。


さてロサンゼルスでは、未払いのテナントに苦慮する事態に陥ったカップルのことが報じられています。


戸建てを購入したロサンゼルス市のカップル。入居するために購入した物件に前のオーナーのテナントがおり、退去を申し出たところ全く応じないために入居できず、しかもローンの支払いもしなければならない、という事態になっています。転居に関わる費用を支払うと言ってもです。


現在、カリフォルニア州ではコロナ禍のため、失業または減給のために賃料を支払うことができなくなったテナントは、

オーナーに申し出ることにより、猶予してもらう措置があります。

おそらくこのテナントは、この猶予を逆手にとり、

「賃料は支払わなくても良い」

と理解して支払っていないのではと考えられます。

つまり、居座っている状態ですね。


通常は、買い手が入居する物件を購入する場合、

テナントは退去する
退去費用はどちらが支払うか

交渉して購入することになると思います。


この退去費用は市の関係局が指定している金額を払うことになります。

収入によって異なりますが、3ヶ月分の賃料は支払うことになるでしょう。

1〜2万ドルというかなりの金額になることもあります。



記事では、さらに住宅ローンの支払いも始まることから、法的処理へ、ということになったそうです。

7月1日から未払いテナントへの対応も法的に変わり、少なくとも二ヶ月に一回は1000ドルを支払うようになるそうです。

これでも満額ではないでしょうけど。


【テナント未払いがいないかチェックするには❓】



お客様には、テナントリスクについてもお伝えしますが、弊社では可能な限り、テナントのバックグラウンドチェックやファイナンスもチェックも行っています。


どのようなテナントさんが入居しているか?しっかりと売り手に確認し、定期的に支払われているか、確認が必要であると弊社は考えています。


例えば、

オーナーの銀行取引明細を提出してもらい、定期的に入金があるかを確認する。
改めてクレジットチェックとバックグラウンドチェックをしてもらうよう依頼

など、交渉します。


米国で投資物件を購入する場合、逆にテナント入居中ということが足かせになることもあります。

未払いのテナント入居中の物件を購入してしまうこともあるからです。

それだけではなく、他に迷惑行為をするテナントが入居中ということも考えられます。


大切な資産を育てるためには、きめ細やかに確実な投資物件を選ぶサポートをしております。


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