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コロナパンデミックの中、不動産売買数は10%-30%減少しているものの、売買価格が上昇しているのは不思議に思われませんか?
弊社は、金融機関所属のローンオフィサーとリアルターを兼任しているので、融資と売買取引の面から不動産市場をみています。
他のスレッドでもお伝えしていますが、現在の好調の原因としてまとめますと、
―これまでに買おうと思っていても買えなかった若年層が購入している
ー史上最低レベルの低金利
この2点が大きな要因と考えています。
下の図は、4万人の「ミレニアム」世代といわれる20代から30代の層の住宅ローン申請の割合です。
今後数年続く潜在的な購買層が「4万人」もいるとは、人口増加が続くアメリカの底堅さを感じますね。
1.「Purchase」=購入 している人の「Younger millennials」の割合が高く、
つまり賃貸から、または買い替えのために、購入
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これまでは、30代後半から40代が中心的な購入層でしたが、最近は、20代の人達の購入層が不動産市場を支えているといっても過言ではありません。
2.「Conventional」=頭金が比較的多く(20%以上とか)入れる、通常のローンプログラムの申請が圧倒的に多い
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通常というのは、
安定した収入と雇用が継続的にあること
頭金が2-30%あること
この2点は審査にはずせません。
FHAプログラムは、頭金が極端少ないプログラムですが、条件が多いのと、金利が高いのが特徴です。また、収入が安定していない、または収入が少ない人が申請するプログラムです。
ですから、
コロナパンデミック中とはいえ、
収入と雇用が安定している人が多い
という事実から、リーマンショックのような不動産市場の崩壊、とまではなりにくいのでは、と弊社は考えています。
潜在的な購買層にとっては、
低金利が大きなきっかけ
であることは間違いありません。
毎月のローンが数十ドル単位で減るわけですから。
いずれにしても、今後数年間、ミレニアム世代が不動産市場を支えてくれることは間違いなさそうです。
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